群像2011年12月号
最近、こともあろうにテレビを見るようになったので、ますます本を読む時間が少なくなってしまった・・・。
この号は、特に、印象に残った作品は無かった。ので、単に、読み終わった記録としてアップします。
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最近、こともあろうにテレビを見るようになったので、ますます本を読む時間が少なくなってしまった・・・。
この号は、特に、印象に残った作品は無かった。ので、単に、読み終わった記録としてアップします。
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この雑誌は、近くの本屋に行っても置いていなくて、入手までにたいへん時間がかかった。ようやく最近、1冊だけ入れてくれるようになったようで、見つけ次第買って帰っています。
特集I
トーマス・トランストロンメルの世界
昨年のノーベル文学賞受賞者。俳句ですか・・・。
特集II
対話ー中国語圏の“新しい詩人”たち
なかなか読みごたえがあった。思潮社はいい出版社ですね!欲を言えば、「群像」のように巻末に著者一覧と生年を書いてくれていると、便利だと思いました。
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高橋源一郎「恋する原発」は、届いて速攻読んだので、感想は2011.10.09付けの記事を見て下さい。それにしても、もう5ヶ月も前なのか・・・。随分時間がかかったな。
長島有「スリーナインで大往生」 ★★
すいません、内容を忘れました。最後に、曽我ひとみさんが出てきますが、佐渡に行くと普通に会えるんですかね?
木下古栗「Tシャツ」 ★★★
面白く無いことともないんですが、小説の脱臼のさせ方がちとワンパターンですかね?
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柴崎友香「ここで、ここで」 ★★★+
大阪にあると思われる高い橋を渡る情景、三宮発梅田駅の車内の様子、幼い姪のこと、新幹線の車内での出来事など、断章風の文章が、緩やかな関係性を保ちながら、かといって何か結論を示すのでもなく、短い紙数の中に描かれていく。対象との距離感が絶妙ですね。つづめて言えば、「また、腕を上げたな、ガンダム!」といったような感想を持ちました。今後に期待です。
川崎徹「最後に誉めるもの」 ★★
この方が書く事物と、書き方、というか事物までの距離感があまり好きではない。今回の、死んだ母の幻影(幽霊?)との対話、というのもあまりピンと来ませんでした。
今回の創作合評もそうだし、いつだったかの評論家の評論でもそうでしたが、鹿島田真希「来たれ、野球部」においてエヴァのことが一言も触れられていないのは、作品世界が全く理解できていないのではなかろうか?(そうなのか・・・(笑))
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群像2011年10月号掲載。芥川賞候補作、らしい。
編み物作家の女性主人公の、失恋・アパートでの生活・編み物教室・恋人との再縁(の予感)などが、丁寧に書かれています。が、いささか冗長でしたね。では、どこをどうすれば良いのか?編み物と一緒で、ほどいて編み直すのがいいと思います。
あと、主人公の心情に寄り添い過ぎているかもしれません。その結果、自己解決で、めでたしめでたし、でほんとにいいのか?
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森茉莉の作品を巡る一種の批評の試みであるが、たいへん独創的だと思った。作者の日常がしばしば入り込む点が、通常の批評とはかなり違っている。また、文体も作者独特のものである。こういう切り口で他の作家の作品群も俎上に乗せてシリーズ化すれば面白いのでは?
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間宮緑「塔の中の女」 ★★
ガラクタでできた公爵に支配された国、という導入を読んだだけで、主人公がこの公爵を破壊して旅に出るという構成が予想され、まさにその通りになる。世界観は、古き良き西欧のある国(ギリシャ?)で、既視感はある。
面白く無いことは無いことも無くは無いですが、長かったですね。
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群像2011年9月号掲載。
作者がエヴァ好きなのは十分分かった。鹿島田版「彼氏彼女の事情」なのか?
ただ、結構、伏線を張り巡らした割には、「あれっ、これだけ?」という感じでしたね。
しかし、エヴァ好きへの採点は甘いのです。読みやすかったですし。
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群像2011年9月号掲載。珍しく、一回読み終わって、すぐに最初から読み直した。
初回の読後感は最高。どういう展開になるのか、に気を引かれてどんどん読み進んでしまう。流石に、この方は力がありますね。恋愛未満の関係がたいへん繊細に描かれています。
そこで、今度はより詳細に物語の構造等にも気を配って再読してみた。すると、それほど面白く無かった。初読の時の印象が強いので、期待値が高めだったのが原因の一つ。それから、構造的には、ありふれた失恋の話である。主人公を34歳の孤独な女性と、相手を58歳の高校の物理教師に設定したのが新しい、というか、今風と言えましょうか。
主人公を取り巻く女性陣も、かなり類型的かも知れません。頼まれもしないのに、主人公に「子供を産んだ方がいいよ」とアドバイスする高校時代の友人の典子や、美人で仕事もできて男を渡り歩く聖。それでも、この聖はなかなかいい造形だな、と思って読んで行きましたが、最終盤で「いい人」になってしまったのが、おやっ?、と思いました。
そう言えば、川上未映子さんは、最近、阿部和重と御成婚されましたね。しかし、幸せな作家が、こうした失恋ものを書くのは、何か変な感じもしないでもない。自らの幸せを映し出すための鏡といいますか。まあ、メタのレベルを気にしなければいいのかもしれませんがね。
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明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願いします。
結局、昨年は「なまけもの文学賞」の復活はありませんでしたが、今年こそ捲土重来を期しております。乞う、御期待!
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一言で言えば、軽過ぎ。しかし、第三章の「ハイティーン詩集」は、ちょっと楽しんだ。
例えば、
鈴木章「のぶ子」
では、単に「のぶ子」という言葉が 4 x 12 に渡って書き連ねられているだけであるが、心情はストレートに伝わってくる。しかし、詩自体より面白いのは、鈴木章さんと言えば、2010年度のノーベル化学賞受賞者ではありませんか!彼にもこのような青春時代があったのですね〜。もっとも、このお名前はありふれているので、御本人かどうかは不明ですが。
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数年振りに再読。紀行文として、特にストーリーがある訳でもなく、各地の印象を書いたものなので、血湧き肉踊るという訳ではないが、かといってつまらないという訳でもなく不思議な読後感である。戦前の植民地の有様とそれを支配する欧米人(この場合はオランダ)や日本人の苛烈さ、そこに入り込んでくる中国人やインド人の抜け目なさなどが、透けて見える。
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文庫本背表紙の解説より
「建築家水原のそれぞれ母の違う三人の娘、自殺した母の悲劇と戦争に恋人を奪われた心の痛みのために次々と年下の美少年を愛する姉百子、京都の芸者の子である妹若子、全く性格の違う姉や妹をはらはらと見守る優しい麻子。大徳寺、都踊り、四条から桂離宮ー雅やかな京風俗を背景に、琵琶の湖面に浮かんだ虹のはかなさ美しさにも似た三姉妹の愛と生命の哀しみを描く名作。」
これも絶版ですか!ノーベル賞作家と言っても、厳しいものですなあ。
しかし、この作品自体はそれほど感心しなかった。京都の紀行文学といいますか、作品中の人物が訪れる場所の描写が延々とありますが、登場人物よりも、しなびた川端康成が訪れた情景が浮かんでしまって、雑作が見えると言うのか、あまり京風俗も楽しめません。
人物の造形もおざなりというか、特に麻子は平板な印象ですね。
しかし、箱根の温泉訪れるところで、水原と麻子が一緒に入浴して、水原が娘の裸体に驚くという場面がありますが、これは当時は普通のことだったんでしょうか?別の世界の話のようですね(例えば、アラビアンナイトとか)。
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6年振りに再読。表題の「タイムスリップ・コンビナート」は、よく読むと紀行文だったんですね!
しかし、小説家志望の人が、筆一本で立つと決めて、極貧とは言わないまでも不如意な生活をし、認められないことに不満を持って精神的に参っていく、という内容の小説は、作家の身辺に題材を取れば当然多い訳であるが、それだけだとみんながいつか通った道、というだけに終わってしまう。そこから世界文学は出ないだろうな。
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群像2011年11月号掲載。毎月楽しみに読んでいた「日本文学盛衰史 戦後文学篇」がここのところ休載なのは、これを書いていたからですね。戦後文学等を論じている場合ではないということでしょうか。
扉にある「大震災チャリティーAVを作るために奮闘する男たちの愛と冒険と魂の物語」というのがいい要約です。AVを作製するというモチーフは「あ・だ・る・と」と重なるし、他の源一郎の作品にも良く出て来るもので、そのまんま引き写しか、という部分もある。しかし、この作品では、
・反原発(+ 反文明)
・反国家主義
という主張が表に出ていることが良くも悪くも特徴で、これは作品の力を強めもするが弱めもする。
個人的には、ダッチワイフの出てくるAVというのが、「そんなの実在するのか?」と意表を付かれました。
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丹下健太「ぱんぱんぱん」 ★★★+
突如として鶏が学校にやってくる。ぱん、ぱん、ぱん、と手を叩いて出口へ誘い出して追い出すものの、それが何度と無く繰り返される。と、その鶏「トーリ」を飼うと言い出した佐藤君に「トーリ」は連れて行かれたが、そのうち佐藤君は学校に来なくなり・・・。
これは、傑作だと思いました。文体と不条理劇を思わせる展開がマッチしており、また、最初は神の視点だと思っていたのが、途中から話者は「私」であることが分かる。「私」は、学校に来なくなった佐藤君にその後会っており、一緒に山登りをした、という青春劇的な展開も見せる。と、あらすじや分析をしてもこの作品の魅力は伝えられないかもしれません。
原田ひ香「あめよび」 ★★
ラジオ番組に投稿するのが生き甲斐という男との出会いと別れを描く。というのがとても短い要約ですが、この男に魅力が感じられないのが失敗かもしれません。
円城塔「道化師の蝶」 ★★
パス。
伊坂幸太郎「超人」 ★★
前回の続きですが・・・。
岡崎祥久「青空」 ★★
前に読んだ「ctの深い川の町」は面白くて、第四回なまけもの文学賞の候補作にも推しましたが、これは若干インパクトが弱かったか。「ぱんぱんぱん」のインパクトが大き過ぎて影が薄くなったせいもありますが。
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冒頭の文章が有名過ぎて、読んだような気になっていながら、実は読んだことはない、という小説の代表例かもしれません。
内容は、都会を逃れた絵描きが、鄙びた山中の温泉宿で出会う、出戻りの美女との淡い交際、ということになりましょうか。主人公の絵描きは、どこまでも「観察者」として事物を見、自らは積極的に動くことは無い。
現代の小説と比べて、また、漱石の他の小説と比べて、特に新しいことはない。しかし、目新しさが無い分、安心して読めるということはあるであろう。
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軍政家としての山本五十六は、海軍軍縮条約会議での活躍や、右翼等からの脅迫の中、日独伊三国同盟、そしてそこから帰結される日米開戦阻止に獅子奮迅の働きをするなど、優れた戦略眼を遺憾なく発揮している。
それに比べると、連合艦隊司令長官としての山本は、やらずもがなのミッドウェー海戦や、戦略上何の益も無い前線視察で撃墜される等、生彩を欠くようである。
しかし、戦略は戦術をカバーできるが、戦術は戦略をカバーできないのであって、日米開戦となった時点で「終了」なのである。山本も死に場所を探していたのかもしれない。この点に関して、対日石油禁輸やハル・ノートが直接的には対米開戦の原因だが、それらを招いた根本原因は、政治的・軍事的に全く無意味な日独伊三国同盟の締結である。それらを主導した陸軍の台頭を許した明治憲法下の制度的問題及び気違いじみた国家主義者を生み出した精神的風土が破滅の原因であろう。
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あらすじをまとめればつまらなくなる作品の好例でしょうか?ストーリーは、読者を運ぶ翼、というなまけもの理論がかなり良く適用できます。やはり、読書の醍醐味は、細部を読むことにありますね。
とは言うものの、このような自己犠牲は、リアリズムの観点からはありえないかもしれません。しかし、それはどうでもいいような、圧倒的な読後感でした。
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第54回群像新人文学賞、評論当選作。
巷に溢れる99%の俳句と、言語芸術と言ってよい1%の俳句との違いを見つけようという意欲作。評論は、得てして個々の作品の感想文になってしまいがちであるが、この作品は、「俳句」というジャンルの統一的なパラダイムを解き明かそうという高い志に感心しました。内容は、首肯できるか否か、にわかには判定できませんが、面白く読みました。
こうした志を「小説」に適用するのが、なまけもの Mk-II の当面の目標です。
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3年振りの再読。吉行淳之介が、描くべき対象や方法を見いだして行く過程に興味が惹かれる。果たして、個々の作家はどれだけそうした方法論に自覚的であるのか?
話は変わるが、純文学と大衆文学との違いは、後者はこれまであった方法の焼き直し、前者は新しい書き方の創造、と言えば当たらずとも遠からずではなかろうか?従って、後者が時代とともに新しい波に飲まれて消えて行くのに対して、前者の真髄はずっと残っていく。ただ、どのような新しい小説が可能なのかを見つけるのは、容易ではなかろう。
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第54回群像新人文学賞、小説当選作。
顔面神経麻痺になってしまった若い女性の苦悩を描く。
特異な体験ものである。顔面神経麻痺になってしまったのも、職場のストレスというのも分かりやすい。しかし、ストーリーは「読者を運ぶ翼」と考えるとして、その乗り心地と言いますか、その読書体験がどうかというと、特に感想は湧かない。ただ、世界文学を革新する意気込みに溢れているか、というとそうでは無さそうである。しかし、審査員の方々も、そういう発想の方はいなさそうなので、そういう作品が選ばれなくて当然かも知れない。
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群像2011年6月号掲載。著者は著名な劇作家だそうだが、なまけもの Mk-II は寡聞にして知らなかった。「いぬい」と読むのも初めて知った。
劇作家が小説を書く時の弊として、ストーリー偏重でリアリティーが無く、登場人物を好きなように動かして悦に入っている、という批評をよく聞くが(確か何月号かの「侃々諤々」にも書かれていたように思う)、この作品はその教科書的典型例かも知れない。
いかさまばくちの顛末により、場末の温泉街のストリップの前座をやらねばならなくなった主人公が、そのストリップ嬢とできてしまって話が終わるというおとぎ話だが、ストリップ嬢の祖母を簡単に事故死させるなど、なかなか荒っぽい。今どき、ストーリーで引っ張るというのも時代遅れであろう。しかし、読みやすくて、すぐ読み終わってしまうというのは、時間をつぶす目的にはいいかもしれない。
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伊坂幸太郎「PK」 ★★★
まあ、エンタメ系をちょっとひねったようなものか。
松浦寿輝「不可能」 ★★★
世評は高いが、それほどのものと思わなかった。単に主人公の「平岡」が、三島のこととは分からなかったからかもしれませんが(苦笑)。
荻世いをら「猫の女の子」 ★★
一言でいえば、ぬるい。
加藤幸子「ライスカレー少女」 ★★★+
この方の作品は、不定期にときどき載っていますが、外れがない!また次作を待っています。
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先頃のハヤブサが到達した小惑星の名に遺されたロケット研究者の御著書。なまけもの Mk-II は「糸川英夫の入試突破作戦」を小学生のときに読んだおかげで、受験は百戦百勝(というのは誇張で、実際には、4戦4勝)であった。今振り返っても、極めて斬新な本であったが、絶版となっているのはまことに残念である。
記録によると、この本は3度目の再読である。
第1章 忙しい人ほどよく眠る
良い睡眠がよく生きるために重要である。そのために、労を惜しむなということだが、未だにそこまでは極められていない。
第2章 ”切れはし時間”の使い方
これはだいたい実践できている。5分の空き時間があれば一仕事できるようになった。もっとも、なまけもの Mk-II の集中力は、フルで1分、ゲインを利用しても5分が限界なのが大きな理由だが。ネット常時接続やスマートフォンの普及によって、隙間時間の活用が格段に容易になったのは喜ばしいことである。
第3章 時間節約のノウハウ
勝負する時刻に合わせて、日頃の生活を行うというのは、今でも真理だと思う。
第4章 日本式会議と人間関係
本土に戻って来て、未だに旧態依然の会議を繰り返しているのには驚いた。これでは、日本の未来が暗いのも当たり前である。メールやクラウドの登場によって、組織内の情報伝達が格段にスムーズになったのは良いことである。
第5章 組織の原理とペア・システム
自分の持っていないものを持っている人と相互補完的に働くのはたいへん有効な方法である。
第6章 これからの”時間産業”
第7章 自分の目標をどう立てるか
頼まれてつくる仕事の目標
第8章 目標に到達するための方法
大切なのは使命感の自覚
第9章 人生をどう創造的に生きるか
後半の自伝的内容は、もっともというところと、反面教師というところがないまぜであるが、示唆に富んでいる。この本も、もちろん IT の生まれる以前の本(1981年刊)なので古いと言えばそうだが、絶版になっているのは惜しい本である。日本では、本質的に重要なことが理解・継承されないということの好例かもしれない。ちなみに、表紙のイラストのローマ数字の IV (アラビア数字の4)が IIII となっているのは御愛嬌である。
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よくぞ出して下さいました!感涙ものですね。なまけもの Mk-II が愛読しているこちらのコラムで知りましたが、まさにこういうのが欲しかった!ということで、速攻購入。
「この、豚野郎!」という塩沢さんの台詞が極めつけですが、登場している話の数はこれだけだったのか、という感じですね。しかし、その存在感はぴか一。堪能しました。
しかし、この2枚組 DVD の収録話の中で、最も印象的なのは、「オールスター夢のコント祭りだゾ」の中のネネママセブンのエピソードですね。街を破壊する巨大殴られ兎を倒すため変身したネネちゃんのママだったが、「いつものママじゃない」というネネちゃんの言葉に、殴られ兎はほっといて去って行く・・・。「ネネママセブンは、母親であることを選んだんだ」と納得する人々の後ろで、破壊される街。シュールと言うか、これはセカイ系に対する批判か何かなのか?複雑な後味を残します。ぶりぶりざえもんは関係ありませんが(笑)。
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安部公房が早死にしたのは、タバコのせいですね。もっと長生きしていたら、大江健三郎でなく、彼がノーベル賞を穫っていたことでしょう。東大医学部卒で初のノーベル賞だったはずですが・・・。
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イマイチぴんと来ませんでした。巻末の評論、最初の人のは言葉だけが踊って無意味だと思いましたが、もう一人の方の吉行理恵の文章は素晴らしいですね。飼っていた猫がいなくなって半年、とさらっと書いているのが胸をつかれました。
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